2019年12月からクラウドバンクで投資を始めました。

今月(2020年1月)に初めての配当金が振り込まれました。

 

楽天VTIは配当を自動的に再投資する投資信託なので、まだ1円も利息を受け取っていませんが、その代わり配当金がないので税金も引かれていません(税の繰り延べ効果)。

分配金や利息を含めたトータルリターンは4万円の投資に対して4000円弱になっています。

「めっちゃ利率ええやん!」って思ってしまいますよね。

 

ソーシャルレンディングであるクラウドバンクを始めたときは、「クラウドバンク最高!」と思い、ボーナスの3分の1くらいを投資してしまいました(笑)

※ソーシャルレンディングって何?という方はこちらのサイトをご覧ください。

 

しかし、最近楽天VTIをはじめとする米国株の投資信託がかなり好調のため、クラウドバンクから投資金額が償還されたら楽天VTIやeMAXIS Slim S&P500に切り替える予定です。

クラウドバンクは元本割れが1回もなく(支払い遅延は過去にあった模様)、ソーシャルレンディングの中ではかなり優秀な会社です。

しかし、今後はあまりクラウドバンクに投資するのはやめようと考えています。

今回はクラウドバンクを現在投資分が召喚されたらやめようと思っている4つの理由について解説します。

 

米国株の投資信託が好調すぎる

私は楽天VTI・eMAXIS SlimのS&P500と先進国株式インデックスに投資をしています。

全体の投資額の60~70%を楽天VTIにしていますが、現在のリターンが10%を超えています。

もちろん今後の米国の経済状況によって変わってくるとは思いますが、投資期間1年でこれだけのリターンは正直すごいと思いました。

2018年の7月から少しずつ積み立てをして2018年末に全額解約したため、現在の資産は2019年1月から積み立てたものです。

クラウドバンクの利回りは最高でも7%くらいなので悪くはないのですが、楽天VTIの方が魅力に感じてしまいます。

 

2020年1月11日現在の運用成績(楽天証券)

 

利息が総合課税になってしまう

これがクラウドバンクの一番のネックといっても過言ではないでしょう。

クラウドバンクは証券口座ではないので、利息が総合課税(ほかの所得と合算してトータルの所得金額で税率が決まってしまう)になってしまいます。

所得額が330万円までであれば証券口座の税率とほとんど変わらないのですが、それ以上になると証券口座の税率よりも高くなってしまいます。

今年は副業の収入が100万円を超える可能性が高いため、税金面で不利になってしまうリスクがあります。

クラウドバンクQ&Aより抜粋

 

複利運用ができない

これもクラウドバンクの使いづらい点です。

楽天VTIは分配金や利息を勝手に再投資してくれるので、少しずつ資産が増えていきます。

しかし、クラウドバンクは単利運用になってしまうので償還が終わったら再度ファンドに投資しないといけません。

投資にかかる時間はそこまで長くはないですが、ちょっとした時間も積み重なるとかなりの無駄になります。

 

償還が終わるごとに投資先を選ばないといけない

これも先ほどの単利運用に関連することですが、償還が終わった状態で放置しておくと、どのファンドにも投資していない状況になります。

そのため元本割れもありませんが、利益も0円です。

仕事が忙しい人にとってはこれはかなり面倒です。

 

クラウドバンク自体はすごく素晴らしいサービスです。そこを否定するつもりはありません。

ただ総合課税とファンドに都度投資をしないといけないことについて思うところがあったので記事を書いてみました。

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